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イタリア・ルネサンスにおける最後のそして最もスキャンダラスな画家カラヴァッジオの謎に満ちた生涯を独自の解釈で描く。カラヴァッジオの絵画を役者がそのまま再現し,生きた画集をめくるような耽美的なシーンもあれば,突然,電卓やオートバイが登場するといったアナーキーでパンキッシュな画風もあり,それらが見事に融合している。 1986年ベルリン映画祭を皮切りに各国で公開されると,史実と違う,あまりにも私物化しているなどと賛否両論まきおこしたが,改めてカラヴァッジオ自体に注目を集める結果となり,世界中で大ヒットとなった。主役のカラヴァッジオ役には,舞台で活躍するナイジェル・テリー,彼を魅了するラヌッチオ役には「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア役で日本にもファンの多いシーン・ビーン。以降のジャーマン作品のほとんどに出演することになるティルダ・スウィントンは本作が映画デビューとなる。画家としても活動していたジャーマンの最も物語性を持つ代表作である。
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カラヴァッジオの作品情報
| レンタル開始日 | : | 2002-11-22 |
| 制作年 | : | 1986年 |
| 制作国 | : | イギリス、日本 |
| ジャンル | : | 洋画 / 文芸・史劇 |
| 品番 | : | ULD-D06 |
| 原題 | : | Caravaggio |
| 音楽 | : | サイモン・F・ターナー |
| 収録時間 | : | 119分 |
| メーカー | : | アップリンク |
| 音声仕様 | : | 英:ドルビーステレオ |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 字幕 | : | 日 |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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カラヴァッジオのレビュー
現在13件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (2) | |
| 星4つ | (4) | |
| 星3つ | (2) | |
| 星2つ | (3) | |
| 星1つ | (2) | |
レビュー総合評価
(3.1点)
前半の少年時代の話は、役者の少年も存在感があり魅惑的で、結構なものだったが、あとはおっさんたちばかりが目立って退屈してしまった。画家が好意を寄せる青年も、整った顔立ちではあるのだがそれだけで華がなくて、それでその青年とどうこうという話がつづいても、映画のなかに入っていけなかった。
この映画によるとカラヴァッジオは1500年代終わりから1600年代初めを生きたイタリアの画家で男色家、少年愛でもあったらしい。そして娼婦も愛したようだ。カラヴァッジオの絵を生身の役者が演じているのも(これはゴダールの「パッション」でも見られたが)、彼の絵そのもののような光線の中に浮かび上がるさまざまな光景も、とびきり美しい。ルネサンス調の音楽のみならずしばしばジャズがBGMに使われているのも、突然オートバイや電卓といった現代の物がでてくるところも斬新である。しかし、話は分かり難い。デレク・ジャーマンの後の作品「ヴィトゲンシュタイン」では、ヴィトゲンシュタインという哲学者に「思想」や苦行僧のような無私の倫理性という「生き方」があったので、理解しやすかったのだろうが、カラヴァッジオには、美への傾倒といった意味での思想もないようであり、その行動を理解することが難しく、それがこの映画を分かり難くしていたと思える。娼婦レナ役のティルダ・スウィントンが若く知的で美しい。
絵画を観ているような映像が美しかったです。史実とはかなり違うようですが、映画としての完成度は高いと思うし、面白かったです。カラヴァッジオを惑わすラヌッチオ役のショーン・ビーンの妖しい魅力も印象に残りました。
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